肺炎球菌ワクチンは65歳のみになります、まだの人は急いで

4月から肺炎球菌ワクチンワクチンの助成が65歳のみに限定されます。70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳の方は全額自費となります。まだ打っていない人は今月中に打ってください。ただし一生に一回のみの助成です。

もともと65歳のみの限定だったのですが、それより高齢の方が取り残されないよう、上記の年齢になった人は助成を受けることができていました。その臨時措置が今年度末で終了するのです。

4月からはその年度で65歳になる人のみ助成を受けることができます。3000円の窓口負担で済みます。
一般的に使われるニューモバックスというワクチンは5年間で効果が下がってしまうので、5年ごとに追加接種を繰り返すようお勧めしています。当院の窓口負担は6000円です。

肺炎球菌ワクチンは、肺炎全部を予防するわけではありません。肺炎を起こす細菌のうち、”肺炎球菌”という名前の細菌が引き起こす肺炎のみに効果があります。この細菌は冬のインフルエンザに罹患後相乗り感染して、肺炎のみならず重篤な髄膜炎や敗血症を引き起こしやすいと言われています。その重症化を予防する効果が認められています。

在庫を確保しますので、前もって電話で予約してください。