新しい心電計が入りました
これまでより賢い心電計がやってきました。最近の心電計はコンピュータ診断をしてくれます。開院時に導入した心電計は心臓専門医の6割の正解率でしたが、今度のは8割です。
まあ、私はコンピュータ診断に頼っていませんけどね。(^_^;)
皆さんにとって朗報は、24時間心電計、いわゆるホルター心電図の装着が、とてもシンプルになったことです。お風呂にも入ることができます。
動悸や胸痛で心配している方は気軽に検査を受けてください。
さて、心電図のコンピュータ診断として有名なのは、AEDという心臓電気ショックの機械です。一般の人でも使えるのですが、それは心電計が診断してくれるからです。機械に言われるまま電極をつけて、ちょっと離れて待っていると、機械が電気ショックの必要性を判断してくれます。
待てよ、さっき8割の正解率と書きましたが、2割は間違って電気ショックを受けてしまうのでしょうか?
ご心配なく。電気ショックが必要になる病気は心室細動という特殊なものです。それだけを集中的に診断するので、間違うことはありません。(と思います)