診察室のモニターが大きくなりました

2日前から診察室のテレビモニターがさらに大きくなったのですが、誰も気づいてくれません。
あっ、大きくなった!と誰もが喜んでくれると思っていたのですが。

開院時から私の後ろに大きな40型モニターを設置して、検査データ推移のグラフや、レントゲン写真、そしてネットの記事を利用した説明を行なってきました。耳の遠い患者さんには筆談用の文字盤として利用しています。
12年前は大きい画面だぞと思っていましたが、最近では各家庭で大型化が進み普通の大きさに感じるようになりました。それどころかグラフの線や数字が小さくて見にくいと言われたり、画面上に線が入るようになってレントゲン写真を提示するときに恥ずかしい思いをしていました。

そこで思い切って65型モニターを購入しました。検査のグラフ、レントゲン写真も、どかーんと大きくなりました。これならよく見えるでしょう、と目の前の患者さんに聞いたら、よく見えると言ってくれました。喜んだあとから思い出した。この患者さん、白内障の手術をしたばかりだった・・・。

ところで超大型にして困ったことができました。私のすぐ後ろにあるので、患者さんに説明しているにもかかわらず私には全体が見えない。そしてパソコンの画面を映している時は、カーソルを上に持っていうとすると天井近くになるので、首のひねりが強くなって苦しい!

患者さんが理解しやすいように設置しているモニターですが、笑顔で説明している医師も、結構苦労しているんです。