前もって発熱を確認しておくべきだった

朝、おじいさんがトイレから出てこない、と緊急往診依頼があり、ヒョイヒョイと気軽に往診しました。診察では麻痺はなく脳卒中は否定的でした。なぜ動けないだろうと考えたところ、発熱でした。体が熱い。38.8度。
あれ、熱があるじゃない、と叫んだところ、家族が「昨日の夜から熱っぽかった」と。
しまった、と思ったときは手遅れ。すでにゴーグルなしで、おじいさんをヨイショとトイレから居間にかついだ後でした。

高熱で少し意識ももうろうとされていたので病院に搬送してもらったところ、午後になってコロナ陽性の連絡がきました。
ゴーグルなしで接触したので濃厚接触の可能性があります。前もって発熱の有無を確認すべきでしたが、慌てふためいて泣き出しそうな家族の電話に、こちらも焦ってしまったのが反省点です。

ということで、8/12金曜日まで医師はクリニック内で隔離されています。診療は院内のテレビ診療が主となります。ご了承ください。

もちろん毎朝検査で私自身陰性を確認しています。陽性になったら、また報告します。