ワクチン注射の受け方

いつもの予防接種と違って、今回は筋肉注射です。テレビを見て怖いと思われた方が多いようです。大きな注射器でブスッと刺して・・・、と不安気に話されます。

でも大丈夫です。薬の量はインフルエンザの予防注射の3/5しかありません。筋肉内には痛みの神経はほとんどありません。

ただ、いや言わない方がいいかな、これまでの予防注射より痛くなる懸念が無いわけではありません。それは針の太さです。当院の予防接種ではかなり細い針を使って皮下注射をしていましたが、今回は国からの支給品でちょっとだけ太そうです。ちょっとだけなので、気にならないとは思いますが。

それよりもワクチンを接種できたという喜びの方が強いのではないでしょうか。

それから注意点ですが、肩に近いところに注射をしますので、肩が出る服装で来てください。腕はだらんと垂らしてください。以前のように腰に手を当てません。腰に手を当てると奥の神経を痛めやすいそうです(今年になって筋肉注射の穿刺方法が変わりました)。注射の腕は利き腕の反対側です。2回目の接種も同じ腕になります。注射後、もむ必要はありません。

予診票でわからないところがあったらそのままで結構です。私が記入のお手伝いをします。