クリニックの発熱外来で何をされるか?
午前11時からは発熱外来です。
発熱外来は電話で予約してください。
駐車場に着くと、クリニックに電話で到着を伝え車内で待機。
一般の患者さんが帰宅した後、診療開始。順が来ると携帯に連絡が入ります。
(受付スタッフ)「クリニックの裏口に、検査を受ける人が裏口ドア側になるように、車をつけてください。」
裏口は、駐車場つき当たりを左に曲がったところにあります(その奥でUターンできます)。
ドライブスルーのように車窓から検査をしますので、棒を鼻に入れる姿を近所の人に見られないよう、裏口側に寄せます。
テレビでお馴染みのガウンとフェイスシールドを付けた医師がドアから出てきて、「くしゃみをする時は反対側向いてね」とか言いながら、綿棒を片方の鼻に挿入します。
毎年のインフルエンザと同じ方法ですが、当院のワザは、ゆっくり入れることです。痛みも少なく、くしゃみも出にくいですが、ちょっと我慢する時間が長くなります。
当院ではインフルエンザ迅速検査と同じような抗原検査を行います。PCR検査は唾液でもできますが、特殊な機械が必要だったり、時間がかかったりしますので行なっていません。
そのかわり当院では一回の検体採取で、新型コロナとインフルエンザとふたつの抗原検査を行なうことができ、それぞれの感染を判断しています。
抗原迅速検査は約10分で結果が出るので、その間駐車場で待ちます。結果が出ると受付スタッフから中に入るよう電話連絡があります。2〜4割の新型コロナ患者さんが陰性のままだと言われているので(PCR検査も同じくらいですが)、感染を恐れて以前は建物内に入れていませんでした。しかし最近はマスクをして感染対策をしていると感染リスクは低いということが分かったので、クリニック内で診療することにしています。
苦しくなくても肺炎になっていることがあり、幸せな肺炎と呼ばれたこともあったくらいなので、胸部レントゲン写真と血中酸素飽和度を測定します。
異常がなければ、解熱鎮痛薬を処方してお帰りいただきます。
もし異常だったら? まだ経験はありませんが、当院が責任を持って保健所に連絡を取ります。